Embedded Compact 2013をインストールする(その2)
以下の手順は
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/jj200354(v=winembedded.80).aspx
を参考にしています。
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5. VS2012 のインストール
ここは特に問題ないと思うので省略します。
6. VS2012 Update 2 (以降)のインストール
VS2012 Update はCompact 2013専用ではなく、すべてのVS2012ユーザーに有効なアップデートです。
Microsoft、「Visual Studio 2012 Update 2」を正式公開
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20130408_594991.html
もう少し詳しい更新内容が
http://support.microsoft.com/kb/2797912/ja
から参照可能です。
Update 2 ではExpression Blend 4の機能がVSに統合されCompact 2013からも利用されると考えらえます。
インストールが完了した後は、コントロールパネルの「プログラムと機能」で「インストールされた更新プログラムを表示」を選択すると、
Visual Studio 2013 Update 2 (KB2707250)
と表示され確認することができます。
7. .NET Framework v3.5 SP1のインストール(確認)
そもそも.NET Framework v3.5本体は、Windows7とWindows8ではインストーラではなく、コントロールパネルの「プログラムと機能」から「Windows機能の有効化と無効化」で有効にします。
.NET Framework v3.5の機能を有効にしたあと、SP1にアップデートする必要があります。あるいはWindows Updateで勝手にインストールされている場合もあるようです。以下の方法で v3.5 SP1 が使用可能になっていることを確認します。
Windows Tips: .NET Frameworkのバージョンを確認する方法
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1210/26/news086.html
インストールされている Microsoft.NET Framework のバージョンおよびサービス パック レベルを確認する方法
http://support.microsoft.com/kb/318785/ja
8. Application Builder for VS2012のインストール
ダウンロードした VSEmbedded_AppBuilder.exe を実行してインストールします。
Setup Successful!
と表示されると、Application Builderのインストールは終了です。
9. Windows Embedded Compact 2013本体のインストール
ダウンロードしたDVDイメージをマウントし、WindowsEmbeddedCompact2013.exeを実行するとインストールが始まります。
Windows8ではダウンロードした.ISOファイルをExplorerでダブルクリックするとマウントされます。Windows7ではVirtual Clone Driveなどを利用してマウントするとよいかもしれません。
この後、インストールキーが要求され、またライセンスアグリーメントに同意すると、インストール形式を選択する画面が表示されます。
試しにカスタムインストールを選ぶと、以下のような選択肢が表示されますが、とりあえず全部選んでみました。
このあと、選んだShared SourceやWESTEKなどに対応した追加のライセンスの同意を求められた後、インストール内容が(Compact7と同じように)下のように表示されます。
今回DVDイメージからインストールしているのでレイアウトファイルの作成は不要です。Installボタンを押すとハードディスクへのインストールが始まります。当方の環境では30分くらいでインストールできました。
最後にWindows Embedded Developer Updateが紹介されます。これをインストールすると、アップデートのインストールが半自動的に行われるようになります。