IE9をインストールするとVS2008でSmart Device Project Wizard がエラー終了する件
Windows Embedded Compact 7 で構築したOSイメージで動作するNativeアプリケーションを作成するには、カスタムSDKを作成、インストールした後、Visual Studio 2008 でアプリケーションを作成するという流れになります。
作成したVCEPCプロジェクトを元にSDKを作成し、インストールするところまではうまく行ったのですが、Visual Studio 2008 で New Project Wizard からWin32 Smart Device プロジェクトなどを作成しようとすると、最後のところでエラー終了してしまいます。
この懐かしい現象はVisual Studio 2005 + IE8の場合にも発生していましたが、要はIEのセキュリティ設定のためにCOMコンポーネント呼び出しがエラー終了するということのようです。
当時参考にしたのは以下
Some VS2005 and VS2008 Wizards Pop Up Script Error.
http://blogs.msdn.com/b/vcblog/archive/2009/03/28/some-vs2005-and-vs2008-wizards-pop-up-script-error.aspx
Visual Studio 2005 および Visual Studio 2008 のウィザードでポップ アップ スクリプト エラーが出る
http://blogs.msdn.com/b/fmo_jp/archive/2009/04/02/visual-studio-2005-visual-studio-2008.aspx
この手順に従ってレジストリエディタで新しいZONEを定義してみたところ、Windows7 32bit、IE9、Visual Studio 2008 の組み合わせで問題なくNew Project Wizardが終了するようになりました。