Windows CE (.NET) とか IoTとか

組込みWindows と IoTの話を扱います

Compact7 PCTP (その2)

さて、Windows Embedded Compact7 PCTPですが、4日金曜日に国内メディア向けの発表があったようです。

マイクロソフト、次世代CE「Windows Embedded Compact 7」を説明
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100604_372225.html

マイクロソフトWindows Embedded Compact 7のCTPを公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100604_372263.html

MS、Windows Embedded CEの次世代プラットフォームのCTP版を公開
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/06/04/045/index.html

例によってCE6R3以前から出来ていたことを「あたかも今回初めて搭載された」かのように宣伝するMSのマーケティング文書が出て混乱させられる可能性があるので、この点エンジニアリングサイドとしては注意が必要です。

↓このタイトルはひどいですね。対象がWindows Embedded Standard 7なら理解できますが。

Microsoftタブレット向け組み込みWindows 7をプレビュー公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/02/news009.html

さて、当方ではダウンロードしたPCTPを予てから用意していたWindows 7 Professional環境にさっそくインストールしてみました。

Compact7_ctp4

インストーラーexeを実行したところです。これ以前に、Visual Studio 2008 (Professional 以上?) と Expression Blend 3 (もし使用する場合)をインストールしておく必要があります。

Compact7_ctp5

インストールするコンポーネントを選択します。CETK は "Compact Test Kit"の名前に、CPUタイプは、ARM v5 / ARM v6 / ARM v7 / MIPSII / MIPSII FP / x86 の6種類になりました。

Compact7_ctp6

インストール完了です。ここまで1時間弱でした。