Embeded CE 6.0 (R2)のインストールまとめ
最近、CE6のインストールを再び行う機会がありましたので、この複雑な手順をまとめておきます。
一応リファレンスしては"Windows Embedded CE 6.0 Platform Builder - Cumulative Product Update Rollup Package (through 12/31/2007)" のダウンロードページにあるリストが参考になります。
これに従うと...
1. Visual Studio 2005 本体のインストール
2. Visual Studio 2005 Team Suite SP1 のインストール
3. (Vistaの場合)Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista のインストール
4. Windows Embedded CE 6.0 本体のインストール
5. Windows Embedded CE 6.0 Cumulative Product Update Rollup Package (through 12/31/2006) のインストール
6. Windows Embedded CE 6.0 Platform Builder Service Pack 1 のインストール
7. Windows Embedded CE 6.0 R2 のインストール
8. (オプション)Windows Embedded CE 6.0 R2 Update 071031_KBHELPDOCS のインストール
9. Windows Embedded CE 6.0 Cumulative Product Update Rollup Package (through 12/31/2007) のインストール
10. (必要に応じて) 2008年1月以降の Update Rollup (QFE)のインストール
依存関係が複雑すぎてもうわけわかめ...ですが、
[条件1] 12/31/2007以降のQFEをインストールするには、CE 6.0 R2をインストールする必要がある
[条件2] CE 6.0 R2をインストールするには CE 6.0 SP1をインストールする必要がある
[条件3] CE 6.0 SP1をインストールするにはUpdate Rollup (through 12/31/2006) をインストールする必要がある
ということで、これまでは「最終のYearly + 年初から最新のMonthly」のインストールで済んできたQFEを何度もインストールする羽目になっています。また、Cumulative Product Update Rollup Package (through 12/31/2006)はもうサイトからダウンロードできないのですが、これは大丈夫なんでしょうか??? (手元にはバックアップがありますが...)
そして、Vista上のQFEインストールですが、いとゆサンのページにもあるように、Vista上ではインストーラでエラーが出ます。これに関しては3月時点で以下のKBが出ており、要するにインストーラスクリプトのUACハンドリングの問題、だそうです。
ここに出ている手順のように、管理者権限のコマンドラインでインストーラ msi を直接実行するとインストールできます。普通のexeだと直に右クリックして「管理者として実行...」ができるのですが、msi だったので面倒なことになったように思います。