Standalone Device Emulator 1.0とMSFPイメージ

マイクロソフト社員が書いているBlog

Visual Studio for Devices - A Team blog from the Visual Studio for Devices Team -

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によると、Standalone Device Emulator 1.0 with MSFPがダウンロード可能になったとのこと。

先日、Platform Builder 5.0でDevice Emulatorイメージを作成するためのARM Emulator BSPがリリースされましたが、作成したエミュレータイメージを実行するにはVisual Studio 2005(に付属のDevice Emulator実行エンジン)が必要でした。

今回リリースされた「Standalone Device Emulator 1.0」はVisual Studio 2005がない環境でDevice Emulatorイメージを実行可能にするものです。このEmulator実行ランタイムはActiveSync4.x over DMA transportをサポートし、eVC4SP4またはVS.NET2003でデバッグターゲットとして使用可能にする、とのことです。

また、おまけとして、Windows Mobile 5.0 with Messaging and Security Feature Pack(MSFP)　と呼ばれるWindows Mobile OSイメージも同じページからダウンロード可能となっています。MSFPはいわゆるAKU2.5で使用可能になった、Direct Pushなどの機能を含むものです。

過去記事

xchange Server 2003 Service Pack 2とWindows Mobile 5.0 MSFP

MEDC2006では、Device Emulator 2.0の開発も明らかにされました。現在の(ARM) Device EmulatorをPB 5で使用した場合、KITL接続が非常に遅いのですが、Device Emulator 2.0ではKITL over DMA transportが利用可能になる予定との事です。Device Emulator 2.0は現在CTPが利用可能で、製品版はWindows CE 6のリリースに含まれる予定だそうです。

参考: MEDC2006参加者へ

-APP314 Windows CE Device Emulator

Device Emulator 2.0 CTPは以下よりダウンロード可能です。

Microsoft Device Emulator 2.0 Beta - Community Technology Preview