Windows Phone 7 Developer Tools がRTM

以前こちらで紹介していた、Windows Phone 7 Developer ToolsがいよいよRTMされた模様です。("RTW"= Release to WEB だそうですが)

“Windows Phone 7”の無償開発環境「Windows Phone Developer Tools」が正式公開
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20100917_394628.html

Microsoft、「Windows Phone Developer Tools」の最終版を公開
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/17/news031.html

Windows Phone 7 の開発環境も完成・公開
http://blogs.itmedia.co.jp/shinobu/2010/09/windows-phone-9.html

Windows Phoneアプリケーション開発入門
第19回　Windows Phone Developer Toolsがついに完成！
http://gihyo.jp/dev/serial/01/windows-phone/0019

OS開発キットも端末メーカー向けにリリースされ、いよいよ10月にも正式発表とみられる Windows Phone 7(ただし日本語版はまだ未定...)ですが、これに向けてアプリ開発環境も正式版が提供されつつあります。

以前にも紹介しましたが、開発プラットフォームは

- Silverlight 4 for Windows Phone

- XNA Game Studio 4.0

の2種類で、これらはVisual Studio 10 のアドオンとして提供されています。ネイティブコード開発用のSDKは今回一般には公開されません。上記開発ツールは主にC#での開発を想定していますが、一方Visual Basic の開発ツールがベータ提供されるというニュースもあります。

Announcing Microsoft Visual Basic CTP for Windows Phone Developer Tools
http://blogs.msdn.com/b/vbteam/archive/2010/09/23/announcing-microsoft-visual-basic-ctp-for-windows-phone-developer-tools.aspx

Windows Phone 7用のマーケットプレースも当然準備中で、審査をパスするための条件として、今回リリースのRTM版開発ツールを利用することが必要といわれています。

ところで今回のWindows Phone 7開発環境はWindows 7 または VistaでWDDM 1.1対応のDirectX 10 ビデオカードが必要となっています。だいぶまえに構想された Windows - XBOX360 - Pocket PCでのマネージドコードでのアプリ(ゲーム)環境の共通化がいよいよ実現されますね。