Windows Mobile 6 "Crossbow" 発表
スペインのバルセロナで開催されている「3GSM World Congress 2007」の会場にて、Windows Mobile 6 "Crossbow"の発表が行われました。
今回の発表でクローズアップされている機能には以下のようなものがあります。
- Pocket Office アプリの拡充
- Exchange Server 2007との同期機能
- .NET CF v2 と SQL Server Compact EditionがOSに含まれる
- Vista対応 (Windows Mobile Device Center)
逆に、今回のアップデートではEmbedded CE 6.0のカーネルは含まれません。つまり、カーネル周りはMobile 5.0と同じ、ということです。
また、見た目の印象では、WM 5.0のブルー系の色使いにたいして、WM 6 ではグリーン系の色使いになっています。(Factsheet 参照のこと)
実は今回Crossbowベータに参加する機会がありいくつかの事前情報を得ています。全体的にはWM 5.0のマイナーアップデートに近い印象があるのですが、企業向け/オペレータ向けの機能に関しては着実に完成度が上がってきていると思います。(逆に一般ユーザーにはハンドリングしずらい面が増えてきたことも確かですが...)
発表されたMSのニュースリリースによると、Windows Mobile 6 は日本では東芝製とHTC製の端末がソフトバンクから発売予定、とのこと。毎回日本版のリリースはWWE版より遅れる傾向にありますが、今回はそれほど遅れずに発売になるといいですね。