Windows CE (.NET) とか IoTとか

組込みWindows と IoTの話を扱います

SPOT と .NET Micro Framework (その2)

さて、.NET Micro Frameworkですが、

オフィシャルサイトは

http://www.aboutnetmf.com/

です。ここからWhite Paperなどをダウンロードできます。

これまで

- SPOT

- Sumo Robot (足は無いけど)

で使われていることが明らかになりましたが、プレゼンを見るとそれ以外にも

- Microsoft TV

- Windows Vista SideShow

でも使われているらしいです。そのほか用途としては

- スマートリモコン

- ヘルス機器(脈拍・血圧計とか)

が考えられています。

動作環境は

ARMベースプロセッサ、クロック30MHz

RAM 384KB、ROM 512KB

No MMU

くらいのものから動くようです。

開発ツールとしてはもちろんVisual Studio 2005を使用し、Device Emulator(たぶんARM Emulator)を使った開発やUSBケーブルを使った実機へのダウンロードも出来るそうです。

そして評価版SDKリリースは2006年のQ3、製品としてのリリースは2006年内くらいを予定しています。

MEDC2006 Las Vegasでは.NET Micro Framworkを使った機器開発のコンサルティングをやります、という企業も現れ、しだいにビジネス可能な状態になってきています。

参考

EMB329 : .NET MicroFramework Programming Small, Connected Devices with .NET

APP322 : Inside Windows Sideshow