Embedded DevCon Japan 2004

9月26日、品川プリンスホテルにて「Windows Embedded Developer's Conference Japan 2004」が開催されました。

当日、Windows CE 5.0日本語版の製品発表が行われましたが、それ以外にもいくつかの興味深い情報を得ることが出来ました。

セッション A-3 : Windows CE.NETアプリケーション開発環境

いわゆるネイティブアプリとマネージドアプリの開発環境についての説明がありましたが、その中で、Visual Studio .NET 2005 (コードネームWhidbey)の開発ターゲットとしてARM版CE エミュレータの存在が明らかになりました。

セッション B-4 : Windows CE 5.0 Networking Internals

CE5.0で、デスクトップWindowsと同じP2P APIセット、Web UIを簡単に実装するためのRemote Configuration Framework、ドメインコントローラサポート(ドメインコントローラの探索、DynamicDNSによる端末IPアドレスの登録など)、DHCPv6サポート、Mobile IPv6 tech preview などの存在が明らかにになりました。

参加者には当日XP Embeded SP1評価版、XP Embeded SP2 Technology PreviewのCD-ROMが配布されましたが、会場でアンケートに回答した人には後日Windows CE 5.0評価版が送付されることになっています。